みけうどん

猫とうどんが好き。

ミケランジェロと理想の身体(国立西洋美術館)

言わずと知れたミケランジェロを見に上野へ。

古代ギリシアの彫刻から始まって、クライマックスは今回の目玉、ポスターやチラシにもなってる「ダヴィデ=アポロ」像。

完成していないがために、ダヴィデなんだかアポロなんだか分からなくなったので、こんな妙な名前になってるみたい。

しかしその曖昧な造形が妙に魅力的で、ずっと見てても飽きない。斜め後ろくらいから見るのが好き。他にも何点かミケランジェロがありましたが、断然この「ダヴィデ=アポロ」を推しますねえ、私は。

ミケランジェロって絵画でも彫刻でも、「ルネッサーンス!」的にクドいというか、完成度が高すぎるというか、息が詰まるというか……まあ、要するに個人的にちょびっとしんどいんですが。

ダヴィデ=アポロ」は完成してないが故に、不思議と抽象的な美しさがあります(本人としては不本意かもしれないけど)。なんか、素朴なんだけどモダンな造形なんですよねえ。好みの問題なのかもですが。

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で、この企画展見たあと、常設展も寄ったんですが、こっちは入り口からロダンがお出迎え。

さっきまで16世紀の彫刻見てたのに、急に19世紀のロダンの作品が現れて、なかなか感慨深いものがあります。彫刻って近現代だとこうなるんだなあ……みたいな。ロダンの個性がグッと前面に出てくる。比較すると面白いな〜。

会期がもう残りわずかですが、彫刻は360度グルッと見える展示も多いので、会場でご覧になると楽しいと思います。

良い展覧会でした。大満足!